| 作成者 | @Anonymous
(モバイルエンジニアリングリード) |
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| 作成日 | September 9, 2024 |
| ステータス | 承認 |
| レビュー予定者 | サイトウ ジョウジ(バックエンドリード)
ユウキ マリナ(UXリード)
ナガノ エミリ(QAリード) |
背景
DL数100万回以上、月間ユーザー数50万人の弊社iOSアプリは、オンボーディング中の離脱率が23%と、パフォーマンスの問題を抱えている。読み込み時間は4.5秒、トランザクションの遅延は最大3秒で、ユーザー体験と維持率に影響を与えている。
問題提起
オンボーディングフロー
- OnboardingFlowModuleは6つのステップがあり、認知負荷を引き起こして快適な操作の妨げになっていることから、離脱を増加させている。
- OnboardingVerificationModuleは古いAPIを使用しているため、1~2分の確認遅延が発生している。
パフォーマンスのボトルネック
- AppCoreはコールドスタート時の読み込み時間が4.5秒で、2.5秒の基準値を超えている。
- TransactionServiceはAPI応答が遅く、最大3秒の遅延がある。
目的とゴール
- オンボーディングフローの再設計
- OnboardingFlowModuleを4つのステップに簡素化する。
- OnboardingVerificationModuleにJumioAPIを導入し、待ち時間を30秒未満に短縮する。
- パフォーマンス向上
- AppCoreを最適化し、2.5秒未満のコールドスタートを達成する。
- TransactionServiceを改善し、トランザクション時間を1.5秒未満に短縮する。
技術設計
オンボーディングフローの再設計
- OnboardingWelcomeScreen
- WelcomeScreenを再設計して明瞭さを高め、混雑を減らす。
- UserRegistrationModuleを簡素化し、入力フィールドを統合する。
- 期間: 2週間/担当: フロントエンドチーム(サトウ リエ)
- OnboardingVerificationModule
- 認証APIをJumioAPIに置き換え、迅速な本人確認を行う。
- 期間: 3週間/担当: バックエンドチーム(サイトウ ジョウジ)
- OnboardingSummaryScreen
- 新しいOnboardingSummaryScreenを実装し、ユーザー詳細を確認する。
- 期間: 1週間/担当: フロントエンドチーム(サトウ リエ)